【先輩munecoの声を聞く②】生きることに貪欲に │ まゆさん

【先輩munecoの声を聞く②】生きることに貪欲に │ まゆさん

乳がんを体験した女性たちがインタビューに答えてくれました。
(若年性乳がんサポートコミュニティPinkRingに協力いただき、ボランティアスタッフの皆さんが協力してくれました)
先輩munecoの素直な言葉は、同じ悩みを持つ仲間にとって共感の連続です。
数回にわたってご紹介していきますので、ぜひごらんください。

今日は、まゆさん(罹患年齢34歳)の言葉を紹介します。

①家族構成

→夫、子供1人

➁仕事

→会社員

③病気を発見したきっかけ、心境
④罹患した当時、どんなことを考え、どのような不安や辛い思いがあったか?また、罹患した当初どんなことを考え、どんなことを不安や辛いと思っていたか?

→自分で触っていてしこりを発見して受診した。
癌だとわかったのが、夫のお店の開業日で、おめでたいことと悲しいことが一気に来て、なんとも言えない一日だった。
子供が小さかったので、長生きできないんじゃないかと不安になり、治療も先が見えず苦しかった。
抗がん剤治療中が特に見た目が変わり、体調も悪く辛かった。

⑤罹患したことで、変わったこと

生きることに貪欲になった。
自分や家族を前より大切にするようになった。

⑥Pink Ring に出会って感じたことや気持ちの変化

→同じ年代の同じ悩みを持つ仲間がたくさんいることが安心した。
がんを経験した人同士だからこそ、弱い部分を出すことができ、そんな自分でも大丈夫だと感じることができた。
同じ仲間が、普通に生活して頑張ってる姿を見て心強かった。

⑦今の自分から当時の自分に伝えてあげたい言葉は?

頑張ってるね!えらいね!自分を大切にしてくれてありがとう。

がんになって初めて「自分を大切にすること」に気づいたという声をよく耳にします。
これまでがむしゃらに頑張ってきた皆さんにとって、手術や治療の時間が生き方を改めて考える休息のような役割になっているのかもしれません。
そしてまゆさんの言葉からは、家族に向けた大きなやさしさを感じますね。

前回のMOCOさんの声も、ぜひ読んでみてくださいね↓

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