乳がんを体験した女性たちがインタビューに答えてくれました。
(若年性乳がんサポートコミュニティPinkRingに協力いただき、ボランティアスタッフの皆さんが協力してくれました)
先輩munecoの素直な言葉は、同じ悩みを持つ仲間にとって共感の連続です。
数回にわたってご紹介していきますので、ぜひごらんください。
今日は、rinaさん(罹患年齢 33歳)の声をご紹介します。
①家族構成
→夫、子供2人
➁仕事
→事務・営業
③病気を発見したきっかけ、心境
→身体を洗っている時、ふと小さなしこりを感じた。
④罹患した当時、どんなことを考え、どのような不安や辛い思いがあったか?
→仕事、子供、家庭が在るなかでどんなことが起こりうるのか、どうなっていくのか見えず、色んな情報を調べました。
⑤罹患したことで、変わったこと
→命は無限じゃないと実感し、今までは「どう生きればいいかな」と未来を漠然に考えていたが、意味は一緒なのだけれど「何をして死にたいか」と思うように。自分の気持ちを考えたり振り返る事が多くなった。
⑥Pink Ring に出会って感じたことや気持ちの変化
→やっぱり世界は広い、色んな人や出逢いがある。一人一人のストーリーや想いや境遇に、ほんの少しでも温かいポッとした瞬間を与えられる事が出来たら嬉しいな、と思いました。
⑦今の自分から当時の自分に伝えてあげたい言葉は?
→「なるように、なれるようになってるよ」
仕事や家庭がある中で、突然の告知に先が見えず、立ち止まってしまうのは患者さんなら誰しもが経験済み。
なかなか浮上しない気持ちとともに過ごしていく日々をこなし、治療が進み、ふと振り返ると「あ、なるようになっているな」と気づく日はみんなに訪れているようです。