子育て中に乳がんに罹患されたお母さんは、お子さんに病気のことをどう伝えるか、あるいは伝えないで内緒にしておくか、相当悩まれている方が多いようです。絵本をきっかけにお子さんとコミュニケーションを取りながら少しずつ理解してもらう、という方法を取られている方も多数いらっしゃるようです。
今日は2018年にフランスで出版され、現在は9カ国で翻訳されているこちらの絵本をご紹介します。
ストーリーの中で「がん」という言葉は使われていないのですが、読み進めるうちに「ママ」ががんの治療中だということがわかってきます。
日本では昨年2020年に翻訳版が出版され、リブロ絵本大賞に入賞しているそうです。
以下では、この絵本の出版を担当された方と、翻訳者の方のインタビューが見られます。
世界中で話題のフランス絵本「ママはかいぞく」 表向きはママの冒険譚、実は・・・
https://book.asahi.com/article/13863556
「お母さんが乳がんになった」というシチュエーションの絵本は他にもたくさんあります。またご紹介していけたらと考えています。