自分に合った宿をみつけて、温泉をあきらめない

自分に合った宿をみつけて、温泉をあきらめない

乳がんの手術を経験されたあと、大好きだった温泉や銭湯に行けなくなっちゃった、という声、よく聞きます。
けれど、この温泉大国日本に生まれたからには、やはりあの気持ちよさ、あきらめたくないですよね…

例えば、客室露天風呂のお部屋や、大浴場でも洗い場に仕切りがあったり、入浴着をつけて入りやすかったり、といった情報が事前にあれば「また、入ってみようかな…」という気持ちになれるかもしれません。

ピンクリボンのお宿ネットワーク

https://www.ribbon-yadonet.jp

こちらは全国の加盟お宿の情報が集約されていて、乳がんを経験された方がお風呂に入ったり宿泊しやすいような視点で検索ができるようになっています(北海道の加盟お宿が増えてほしいー!)。

自分は、温泉地への出張が多く、お部屋にお風呂がついていない宿に泊まることもしばしばで、手術や放射線治療をして間もないときは、泉質などを調べた上で主治医の先生と相談しながら、朝はやーく、誰もいないうちに入浴したりしていました。
今では髪の毛やタオルで胸を隠すのも上手になって、近所の銭湯にもよく行くほどです。
最初、慣れるまでは、やっぱり気になりましたが…
傷がある人もない人も、なんの気兼ねもなくのびのびとお風呂に入ることができる世の中になってほしいものですね。

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